家じゅうを見わたすと、どこから手をつけていいか分からなくなります。ですが実際に傷んでいる場所は、そう多くありません。しかも、傷む場所はだいたい決まっています。
いちばん多いのが、廊下と洗面所のあいだです。
なぜ、そこだけ先に傷むのか
理由は2つあります。
まず、水を使う部屋との境目だからです。洗面所の湿気は、床を伝って廊下側へ出てきます。目に見える水はねだけの話ではありません。
もう一つは、人が必ず通る場所だということです。朝も夜も、家族全員がここを踏みます。湿気で柔らかくなった下地に、家じゅうでいちばん多い回数の体重がかかります。
歩いて確かめて、印をつけてください
ご自宅で、いますぐできる確かめ方があります。廊下を、端からゆっくり歩いてみてください。音が鳴る場所、沈む感じがする場所で立ち止まり、その範囲に養生テープで印をつけておきます。
印がつながっている範囲が、いま傷んでいる範囲です。 これがあるだけで、見積もりの精度が変わります。
「なんとなく床が気になる」と「廊下のここからここまでが沈む」とでは、出せる見積もりがまったく違います。
